過去にしたい記憶

大好きだった自担がいた 。その人が私の青春のすべてで私の人生の全てだった 。彼と一緒に活動していた2人もまるっと愛おしくてその3人の笑顔も幸せも願えるくらい大好きだった 。そんな6年応援し続けた人がデビューをして、それをきっかけに今の自担に担降りをした 

自担が嫌いになったわけでも自担に失望した訳でもなく、ただ私はきっとjrという場所にいた彼が好きだった 

jrには確実なことは何一つなくて 。いついなくなるのかもいつユニットがなくなるかもわからない 。けれどだからこそ毎日大切で毎日尊くて、儚いけれどキラキラしたステージがそこにあるのだと思う。

 

デビューした彼は不器用な人だった 。誰よりも努力をしてやっとみんなに追いつけるくらいの不器用な人 。そんな彼はある雑誌で発言したことがある 。「僕にはできないことが人よりたくさんある 。だけどそれを出来るようにする力は他の人よりあると思う」それを見た時涙が出たのを覚えている 。この人はそういう人だと知っていても改めて実感すると愛おしくてしょうがなかった 。不器用な彼が不器用なりに努力する姿も、そんな努力を見せてくれるステージも私はとっても大好きだった 。

 

新しく自担として降りた彼はなんでもオールマイティにこなせる器用な人だった 。自分で「jrのするパフォーマンスを全部できます」と言える程の人でそれは周りの評価も伴っている人だった 。最初こそ戸惑ったけれどやっぱり凄い人で見ていてワクワクしたしどんな風な姿を見れるのか応援していて楽しかった 。

 

けれど自担を見る度思う 。彼ならどうするのだろうか 、どんな風にこの曲ならアピールするだろうか 。きっとこのダンス彼ならたくさん練習しなきゃズレちゃうんだろうな 。不器用な彼のjrとしてのステージが恋しくてたまらなかった 。楽しそうに笑う姿もファンサをする姿も歌う姿も踊る姿も 。私のジャニオタの原点は彼であり彼のおかげで今ここにいる 。出来るならまたEXシアターで彼と仲間の二人を見たいしSexyZoneのバックをする彼を追いたいし先輩の曲を自分なりに頑張って歌う彼に会いたいと思う 。

 

降りても結局私は彼が好きなままで彼を降りてからフラフラしている 。けれど私は弱いからデビューをしてアリーナやドームが当たり前になっていくであろう彼を追うことはできなくて 。私はきっと彼の面影がなくなるまでそれを誰かに投影しつづけるのかな 。なんて考えたら少し怖くなった 。